<内容紹介>
八王子の加住丘陵にひっそりとたたずむ戦国の城、滝山城。今も当時の貴重な遺構を数多く残す名城です。滝山城が天下に名を轟かせたのは群雄割拠の戦国時代。このころ、本書に登場する、北条氏照、武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった名のある武将や、太田道灌、長尾景春、古河公方などの歴史の影の立役者たちが覇権をめぐって争いを繰り広げていました。その中にあって滝山城は、かの武田信玄をもってしても落とすことができない堅牢強固な山城となりました。本書では、滝山城と周辺の根古屋城・高月城を中心にして、戦乱の世に関東地方で活躍した武将たちの勇姿、戦時の農民や山伏の役割、北条氏が施した巧みな築城術等を余すところなく紹介。巻末の城攻めコース案内では、実際に城に攻め寄せる兵士になった気持ちで歩けるよう工夫してあります。折り込み地図と明快な図版が嬉しい、中高生の副読本としても最適な充実の一冊。城郭ファンに限らず、誰もが戦国時代の息吹を肌で感じられることでしょう。