<内容紹介(「あとがき」より抜粋)>
桜堤の春の賑わい、夏の花火を愛でる市民の楽しみは、隅田川と両岸の橋詰め、これらを結ぶ橋梁の景観を背にして増幅される。江戸時代の楽しみ方は庶民の暮らしと深く結び付いていた。
隅田川の橋梁は、江戸時代から現代への劇的だった大事件とかかわり、市民の苦しみを共に味わってきた。大火、関東大震災、東京大空襲は、誰もが忘れてはならない事件である。
この本は、NPO法人市民フォーラムが編集し、Creative Book「首都圏人」シリーズの第10号として発行されることになったが、このシリーズを制作する趣意は、武蔵野台地の地誌を語りながら、そこに居住する人々の知的で、クリエイティブな暮らしを支援することにある。