【歴史家の色川大吉さんがご逝去されました。享年96歳】

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【歴史家の色川大吉さんがご逝去されました。享年96歳】
一時期、八王子に居を構え、社会運動家の橋本義夫さんらと交流、橋本さんが提唱していた庶民の文章運動「ふだん記」を世に広めて、ご自身が名付けた「自分史」の興隆に寄与されました。
また、民衆史研究にも精を出され、その集大成ともいうべき活動が、水俣病を各界の有識者が調査した「不知火海総合学術調査団」でした。色川先生は団長として10年間、かの地を訪れ、石牟礼道子さんの案内で聞き取り調査に取り組まれました。
その調査の結果は『水俣の啓示』として編まれましたが、これは編著であり、水俣病に関する色川先生の主著は1冊もないまま時が経過。
いつか水俣に関する本をと願っていた色川先生は、かつて大学の紀要に発表していた論考を集めて、2020年10月に揺籃社より『不知火海民衆史 上下巻』(上巻=論説篇、下巻=聞き書き篇)を出版。念願を叶えられました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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写真は昨年2月、「不知火海総合学術調査団」の思い出を語る色川大吉先生です。このときに語られた内容は『不知火海民衆史 下巻』に収録されています。
『不知火海民衆史 上巻・論説篇』
『不知火海民衆史 下巻・聞き書き篇』
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