【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.79】

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【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.79】

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
八王子市追分町の印刷・出版の会社、「清水工房・揺籃(ようらん)社」です。

最近、「蛙化現象(かえるかげんしょう)」という耳慣れぬ言葉に触れました。
世事に疎い当方にまで到達したとなると、巷ではよほど流行っているに違いありません。
好きな人や憧れの人の何気ない素振りに幻滅を感じてしまう若者たちの心理を指すのだそうです。
カエルが実は王子さまだったというグリム童話「カエルの王さま」の逆バージョンで、
例えば「レストランの店員に高圧的」とか「箸の持ち方がヒドイ」とか「字が汚い」などが幻滅の理由になるとか。
気になるといえば気になるし、今後、改めてもらうように促せなくもないのかなと思ってみたり。
完璧な人間などいませんからね、自分だってカエルに過ぎないのだと吹っ切れれば、
「あばたもえくぼ」になったりするような気がしますけどね。
そろそろ「帰るか」と言われそうなので、この辺で……。

さて、ニュースレター最新号をお送りします。
もし、ご不要の方がいらっしゃいましたら、お手数でもご一報いただければ幸いです。

 

★【第26回日本自費出版文化賞発表】

去る9月6日に、「第26回日本自費出版文化賞」(NPO法人日本自費出版ネットワーク主管、朝日新聞社など後援)の発表があり、
奈良市の綿谷正之さん著『墨に五彩あり―墨の不思議な魅力―』が大賞に選ばれました。
その他、部門賞7点、特別賞7点も選出されました。当社で制作した宇田川靖二さんの『画家達の仕事とギャラリー2』が、見事、研究・評論部門の特別賞を受賞されました。
おめでとうございます。
表彰式は1111日(土)にアルカディア市ヶ谷にて開催されます。
日本自費出版文化賞は、賞レースが目的ではなく、自費出版文化の醸成と継承を旨としていて、
選考委員長はルポライターの鎌田慧氏、選考委員には作家の中山千夏氏、
クリエイティブ・ディレクターの小池一子氏、歴史家の成田龍一氏などが名を連ねています。
清水工房・揺籃社では、自社で発行した書籍の大半を、著者の許可を頂戴して応募しています(応募費用は当社負担)。
※詳細は日本自費出版ネットワークのHPまで → https://www.jsjapan.net/
※結果を伝える朝日新聞の記事はこちら  https://www.asahi.com/articles/DA3S15735579.html

 

★【高山博通さん著『みにくくなかったアヒルの子』完成!】

揺籃社(ようらんしゃ)より『慶長カマキリ奇譚』『天正毒蛇奇譚』の2冊の著作がある高山博通さんの新作が完成しました。
これまでの時代劇から一転、童話「みにくいアヒルの子」を題材とした、シビアな現実を生きるアヒルの子の人生を追う小説となっています。
文庫サイズで26Pと話は短いものの、人生とは何かを考えさせる一片の真理が宿っています。
◎『みにくくなかったアヒルの子』
・高山博通さん著、A6判(文庫サイズ)26P、300円+税、揺籃社刊、ISBN978-4-89708-503-6
※お求めはこちらから → アマゾン https://www.amazon.co.jp//dp/4897085039 か 電話 042-620-2615(揺籃社直通)
みにくくなかったアヒルの子

 

★【日本遺産フェスティバルin桑都・八王子】

全国の日本遺産認定地域が一堂に会するイベント「日本遺産フェスティバル」の令和5年度の開催地が八王子に正式決定し、準備が着々と進められています。
今年で8回目の開催で、東日本では初めて。
テーマは「桑都・八王子から、104の物語(ストーリー)を未来へ」です。
日本中で輝く遺産たちを間近に体感してみましょう。
◎「日本遺産フェスティバルin桑都・八王子」
・日時 11月4日(土)、5日(日)
・会場 東京たま未来メッセ、J:COMホール八王子など
・費用 無料・主催 文化庁、日本遺産連盟、日本遺産「桑都物語」推進協議会、八王子市
・共催 観光庁
※詳細は日本遺産「桑都物語」推進協議会HPまで → https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/003/takaosann/p027186.html
日本遺産フェスティバル

 

★【日本遺産フェス記念 大久保長安スペシャルツアー】

日本遺産フェスティバルの会場では、特別に「大久保長安の会」のブースが設けられます。
いまに至る八王子の中心市街地の基礎をつくった江戸初期の代官・大久保長安の市内での評価は、一時期までは非常に低かったのですが、
2013年の没後四百年祭を機に再評価の兆しが見られはじめ、それから10年を経た現在、郷土の偉人として捉える市民が増えてきています。
これもひとえに、「大久保長安の会」のスタッフの地道な努力の成果といえるでしょう。
フェスティバルでの特設ブースでは、大久保長安に関する資料配布やパネル展示、会員によるレクチャー、グッズ販売(書籍、バッジ、クリアファイルなどを予定)を展開するほか、
長安の事蹟を巡るスペシャルツアーも予定しています。
◎「日本遺産のまち「八王子」を巡るスペシャルツアー 大久保長安と八王子宿」
・日時 11月4日(土)、5日(日) 14時~16時(集合は1345分にフェス会場内の長安ブースへ)
・場所 4日=八王子駅北口周辺、5日=八王子駅南口周辺(予定)
・定員 各20名(先着順)
・費用 各2000円(資料とスペシャルグッズのプレゼントを予定)
・申込 日本遺産フェスティバル会場(たま未来メッセ)にて先着順
※詳細は「大久保長安の会」の山崎まで → hal9000-47@nifty.com
日本遺産フェスまち歩き案内(

 

★【甲州街道を歩いてみれば 編集・増沢】

先日、上野原市の犬目、野田尻を訪れました。
著名な観光地ではなく、駅からの公共交通機関もほとんどないので、ご存じの方は少ないかもしれませんが、どちらもかつて甲州街道の宿場のあった場所です。
犬目は葛飾北斎「富嶽三十六景」の1つ「甲州犬目峠」などで、この辺りから望んだ富士が描かれるほど眺めが良く、野田尻は往時の宿場町の雰囲気を今に残しています。
気軽に訪れることはできない場所ではありますが、のどかな山里で少しばかりのんびりした時間を過ごすことができました。
ところで、犬目の宝勝寺、野田尻の簡易郵便局では、清水工房で5月から始めた「甲州街道御宿場印」を販売しています。
日本橋から下諏訪までの道のりの間には、このほかにも風光明媚な景色や歴史的な建造物など、見どころがたくさんあり、歩くたびに新たな発見があります。
秋のさわやかな空気の中で、街道を歩きながら、その土地ならではの「御宿場印」も集めていただければと思います。
そのお供には甲州街道歩きに格好のガイドブック、大高利一郎著の『新版 街道を歩く 甲州街道』もぜひどうぞ。
※「甲州街道御宿場印」の詳細はこちら  https://www.simizukobo.com/goshukuba

 

ニュースレターは毎月の最初の月曜日に発信いたします(たまに号外も)。

何かご意見などありましたらお知らせください。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

㈱清水工房・揺籃(ようらん)社 社員一同

 

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株式会社 清水工房 (揺籃社)

〒192-0056 東京都八王子市追分町10-4-101

Tel 042-620-2626 Fax 042-620-2616

Mail info@simizukobo.com

URL http://www.simizukobo.com/

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