【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.45】

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【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.45】

月に一度、お世話になっている方たちにお送りしているニュースレターです。

お世話になっている皆さまへ

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
八王子市追分町の印刷・出版の会社、「清水工房・揺籃社(ようらんしゃ)」です。
俳優のジョニー・デップさんが写真家ユージン・スミス氏を演じている映画『MINAMATA ミナマタ』。
コロナのために公開が延び延びになっていましたが、ようやく配給会社が決定、来年には映画館で観られそうです。
1971年に水俣に入り、惨烈を極める水俣病の実態を世界へ訴えたスミス氏と、水俣の人々の足跡を、
氏の印象的なモノクローム写真とともに映像化しています(予告編https://youtu.be/Hgy3IQkd_dY)。
また、ドキュメンタリー作家の原一男監督による「水俣曼荼羅」も完成。
15年にわたって水俣病裁判を追いかけた上映時間372分(「みなまた」の語呂合わせ、6時間超!)の一大叙事詩です(HPhttp://docudocu.jp/minamata/)。

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「不知火海総合学術調査団」の団長として水俣病の調査に赴いた歴史家・色川大吉先生の著作『不知火海民衆史』上下巻を、10月に当社より発行いたしました。
そのため、これらの映画には非常に惹かれるものがあります。
『不知火海民衆史』の詳細は以下をご覧ください。
さて、ニュースレター最新号をお送りします。
もし、ご不要の方がいらっしゃいましたら、お手数でもご一報いただければ幸いです。 



★【色川大吉著『不知火海民衆史』上下巻完成!】
歴史家の色川大吉先生による畢生の大作『不知火海民衆史』上下巻(A5判、揺籃社刊)が10月に完成しました。
上巻は水俣病関連の論考を集めた論説篇(310P、2400円+税)、下巻は不知火海沿岸の古老を聞き取り調査した聞き書き篇(362P、2600円+税)。
画期的調査報告書と謳われた『水俣の啓示』を補完する、渾身の大著です。
石牟礼道子さんの懇望を受けて、色川先生が「不知火海総合学術調査団」を結成されたのは、1976年春。
以来、10年の長きにわたり、各界の第一人者ともいうべき研究者たちが不定期で水俣を訪れ、水俣病の実態を各方面から調査していきました。
色川先生は民衆史の掘り起こしをメインとされ、地元の古老や語り部を何度となく訪問、聞き取りを行い、調査結果を大学の紀要や学会誌などに発表しました。
それらのうち、いまでは入手困難な論考を集成したものが本書。
40年以上の月日を経ても古びない情熱を帯びた論考に、混沌とした21世紀の地平から学ぶべき点は非常に多くあります。
※詳細は当社まで → info@simizukobo.com もしくは 042-620-2626
※朝日新聞11月13日付夕刊にて紹介されました
(記事掲載→注文殺到→在庫払底→緊急増刷→重版出来!) →
https://www.asahi.com/articles/ASNCF36PDNBWUTIL00R.html
※アマゾンでもしばらくしたら購入可能となります
→ 上巻 https://www.amazon.co.jp/dp/4897084334
→ 下巻 https://www.amazon.co.jp/dp/4897084342
※水俣病についてより詳しく知りたい方はこちらをどうぞ →
・認定NPO法人「水俣フォーラム」 https://npo.minamata-f.com/
・一般財団法人「水俣病センター相思社」 https://www.soshisha.org/jp/
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★【2021年(令和3年)丑年年賀状 受付中】
来年は丑(うし)年ですね。コロナでなかなか会えないご親戚やお友だちへの年賀状を、当社で作成してみませんか。
家のパソコンでは綺麗に仕上がらない、どうしても素人感が出てしまう、インク代が高くてプリンタは敬遠しがちなど、お困りの方はぜひ当社をご用命ください。
当社の見本帳には、カラーからモノクロまで豊富な絵柄が、ぎゅう(牛)っと詰め込まれています。
もちろん、オリジナルでも大丈夫。
宛名印刷まで可能です。
※年賀状のご用命はこちらまで → info@simizukobo.com もしくは 042-620-2626


★【コラム・経理事務 堀江記】
師走の声とともに寒さも一層増してきましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか? 
いちょう並木も緑から黄色へ変わり、季節の移ろいを感じます。
早いもので私も清水工房に入社してはや1年がたちました。
おかげさまで社員の一員として日々楽しく仕事をしております。
清水工房ではこの時期ならではの仕事前の一仕事があります。
それは毎朝15分ほど、社員総出でいちょうの落葉掃除です。
掃いても掃いても次から次へと葉っぱ容赦なく落ちてきます。
この仕事は、まだ当分続きそうです。
今年はコロナの影響で、いちょう祭りも縮小され、例年のような賑わいはありませんでした。
来年はコロナが沈静化し、楽しい1年を送れるように祈るばかりです。
皆様も年末に向かい何かとお忙しいと存じますが、どうぞご自愛ください。
お元気で明るい新年をお迎えください。


★【お知らせ】
最後に、年末年始の営業のお知らせです。
清水工房・揺籃社(ようらんしゃ)は、12月25日(金)まで通常営業、28日(月)は大掃除で、この日が年内最後の営業日となります。
年始は2020年1月5日(火)から営業を開始します。
7日間のお正月休みとなります。
17連休にしたかったけれど、そうもいきませんでした。
少し早いですが、本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もご愛顧のほど、よろしくお願いします。



ニュースレターは不定期に発信いたします。
何かご意見などありましたらお知らせください。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

㈱清水工房・揺籃(ようらん)社 社員一同

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株式会社 清水工房 (揺籃社)
〒192-0056 東京都八王子市追分町10-4-101
Tel 042-620-2626 Fax 042-620-2616
Mail info@simizukobo.com
URL http://www.simizukobo.com/
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