【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.49】

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【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.49】
 
月に1度、お世話になっている方に配信しているニュースレター。49号を発行しましたので、こちらにも掲載しておきます。
御用とお急ぎでない方はご笑覧ください。
 
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お世話になっている皆さまへ
 
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
八王子市追分町の印刷・出版の会社、「清水工房・揺籃(ようらん)社」です。
 
春、新年度(2021年度、令和3年度)のスタートですね。
当然ですが、2020年4月~2021年3月は「前年度」になります。
この「前」という言葉、実はとても不思議な使い方をしていると思いませんか。
「目の前」、「前進」、「前面」、「市役所前」などは物の正面にあたる場所を指していますよね。
一方、「前年度」、「前回」、「前号」、「以前」などは過去を指しています。
すなわち、「前」は、空間(物質)だと正面(前方)、時間(数字)だと過去(後方)を意味しているわけです。
面白いのが本のページです。
「20ページの1ページ前」と言ったら「19ページ」を指すからです。
ページを空間的(物質的)に把握すれば、20ページの正面にあるのは21ページなのに……。
物質と数字が同居している場合、私たちは無意識的に数字を優先させているようです。
「そんなの当たり前だ」と言われればそれまでなのですが、
こうした複雑な情報処理を特に苦もなく使いこなしている私たちって結構すごいんじゃないかなと、前々から思っていたりするのです。
 
さて、ニュースレター最新号をお送りします。
もし、ご不要の方がいらっしゃいましたら、お手数でもご一報いただければ幸いです。
 
 
★【第1回 南大沢古本まつり】
昨年はコロナ禍で一度も開催できなかった「八王子古本まつり」。
なんと、今年は南大沢での開催が決定しました! しかも1週間という長丁場!
揺籃社(ようらんしゃ)も、汚れてしまって新刊書としては売りづらいタイトルや、絶版となった稀覯本などを並べて参加します。
ぜひ、掘り出し物を探しにご来場ください!
・「第1回 南大沢古本まつり」
・日時 2021年4月9日(金)~15日(木) 10:00~19:00 ※少雨決行、荒天中止
・場所 京王相模原線南大沢駅前コンコース特設テント
・主催 八王子古本まつり実行委員会
・詳細はこちら → https://minamiosawausedbookfes.wordpress.com/
※JR八王子駅北口にて開催される、いつもの「八王子古本まつり」は、いまのところ開催未定だそうです
 
 
★【図書館への寄贈について】
当社で発行された書籍は、特段の事情がない限り国会図書館へ1冊寄贈しています。
また、著者が八王子在住であったり、八王子の出身であったり、あるいはそれ以外でも、
本が八王子に関連する内容であったりすれば、八王子市内にある主な図書館4館(中央、川口、南大沢、生涯学習センター)に1冊ずつお納めしています。
それ以外の図書館(例えば都立図書館や大学図書館など)へももちろん寄贈の手続きは可能です。
ご希望の方はお気軽にお知らせください。
 
 
★【再出版の勧誘へのご注意】
図書館へ寄贈した新刊の奥付を見て、「流通書籍として新たに発行し直さないか」と電話で勧誘してくる自費出版系の出版社があります。
「一読して傑作だと感じた」「良書だから世に問うべき」「多くの人に読んでもらわないともったいない」などと持ち上げてくるのですが、
であれば商業出版として出版社側が出してくれるのかと思いきや、費用は著者持ち、すなわち結局は自費出版です。
見積に初めから新聞やネットの広告費まで含まれているケースもあり、そうなれば高額の費用を負担しなくてはなりません。
再出版するかどうかは著者のご判断で自由にお決めいただければよいのですが、
そういう電話が入ったとしても舞い上がらず、まずは冷静になって検討いただければと思います。
また、画集、写真集、句集、歌集などに掲載されている作品の一部を取り上げて、
関連雑誌に載せたいので、ついてはいくらの掲載費用を払ってもらいたい、という勧誘電話もたまにあります。
お金を払ったのに掲載誌が送られてこないといったトラブルもあるようです。
どうぞお気を付けください。
 
 
★【「はちとぴ」取材中です・編集 増沢記】
現在「はちとぴ」では「わがまち八王子“探訪”シリーズ」と銘打って、毎号、市内特定の地域ごとの名所や見どころを紹介しています。
こうしたスポットを読者のみなさんにも体感してもらいたいという思いから、実際に見て歩きができるように詳細な地図も付記しています。
編集にあたっては、まずその地域で有名なスポットを探し出し、実地見学。それらをなるべく多く巡ることができるようなルートを検討して地図を作成し、
読者の方が実際に歩けるのか、設定してみたルートを歩いて検証してみます。
どうしたら分かりやすくなり、手に取って歩きやすい誌面にできるのか、毎号頭を悩ませながら作成しています。
ところで次号の特集は「由木地域」です。
これまで整備された近代的なまちというイメージがあったのですが、実際歩いてみると意外と緑地が多く、歴史的な建物が多いことに気づきました。
そして意外と坂が多くて、道が入り組んでいるんですね。
地図の表現にも四苦八苦しています。
結果としてどのような誌面になるかは……次号お楽しみください(5月初旬発行予定)。
 
 
ニュースレターは不定期に発信いたします。何かご意見などありましたらお知らせください。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
 
㈱清水工房・揺籃(ようらん)社 社員一同
 
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株式会社 清水工房 (揺籃社)
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