【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.67】

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【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.67

お世話になっている皆さまへ

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
八王子市追分町の印刷・出版の会社、「清水工房・揺籃(ようらん)社」です。

突然ですが、漢字の部首「しんにょう」は何画でしょうか?
学校では3画と習いますが、ここのところパソコンでも旧字を簡単に表示できるようになったためか、
4画の「しんにょう」(左上の点が2つ)を見かけるようになってきました。
例えば次のような文章があったとします。
「送り迎えで辻の辺りを逆に遡って迷ってしまい、這う這うのていで近くを通る道を辿った」
ここでは3画と4画が混在しています(表示するパソコンやスマホによって異なりますが……)。
そしてなんとなんと、7画という解答でも正解です。
「しんにょう」の正字は7画だからです → https://okjiten.jp/kanji2856.html
漢和辞典の見返しにかならず部首の索引があります。
3画や4画だけでなく、7画のところにも「しんにょう」があるので、どうぞ確かめてみてください。

さて、ニュースレター最新号をお送りします。
もし、ご不要の方がいらっしゃいましたら、お手数でもご一報いただければ幸いです。


★【第25回日本自費出版文化賞発表】
去る9月7日に、「第25回日本自費出版文化賞」(NPO法人日本自費出版ネットワーク主管、朝日新聞社など後援)の発表があり、
佐賀県唐津市の寺内ユミさん著『There I sense something』が大賞に選ばれました。

その他、部門賞7点、特別賞7点も選出されました。
当社で制作した手塚光磨さんの『馬事・馬術用語事典』(https://www.amazon.co.jp/dp/489708461X)、

「童子」浅川句会発行の『「童子」浅川句会 合同句集 浅川』が最終選考に残っていましたが、惜しくも受賞を逃しました。
それでも入選という結果はお見事です。
皆さま、おめでとうございます。
表彰式は11月12日(土)にアルカディア市ヶ谷にて開催されます。
日本自費出版文化賞は、賞レースが目的ではなく、自費出版文化の醸成と継承を旨としていて、
選考委員長はルポライターの鎌田慧氏、選考委員には作家の中山千夏氏、
クリエイティブ・ディレクターの小池一子氏、歴史家の成田龍一氏などが名を連ねています。
清水工房・揺籃社では、自社で発行した書籍の大半を、著者の許可を頂戴して応募しています(応募費用は当社負担)。
※詳細は日本自費出版ネットワークのHPまで → https://www.jsjapan.net/

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★【揺籃社の新刊 蟹江元さん著『氏照と長安―家康が命じた八王子の町づくり―』もうすぐ完成!】
大石道俊(定久)の浄福寺城入城から北条氏照の大石家への養子入り、滝山城から八王子城への移転、
戦国の終わりを告げた八王子城合戦、関東移封後の徳川家康の計略、大久保長安の八王子の町建て……。
激動の戦国期である100年間にスポットを当てた小説の登場です。
これまでの歴史研究に新たな風を吹き込む大胆な新説が多分に盛り込まれています。
八王子が最も揺れ動いた100年間をご堪能ください(本書はNPOフェスティバルにてお披露目されます。一つ下の記事を参照)。
・蟹江元さん著、高尾山の花名さがし隊企画、B6判112ページ、並製本、税込1100円、ISBN978-4-89708-495-4 C0093、揺籃社刊(10月20日発売)
※お求めはお近くの書店かアマゾンまで →
https://www.amazon.co.jp/dp/4897084954
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★【はちおうじNPOフェスティバルin東京たま未来メッセ】
今月より利用が開始される「東京たま未来メッセ」(東京都立多摩産業交流センター)。

JR八王子駅と京王八王子駅の中間に位置し、大きな展示場と細かく分けられた会議室を擁する、MICEを意識した新しい施設です。
MICEとは、Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention またはConference(大会・学会・国際会議)、
Exhibition(展示会)の略で、要するにビジネスで人が集まる大小の会合をまとめた言葉です。
この出来立てほやほやの会場を利用して催されるのが、11月3日(木・祝)の八王子市市民活動支援センター主催「はちおうじNPOフェスティバル」です。
当社の関係でいうと、「高尾山の花名さがし隊」や「大久保長安の会」、「高尾山とんとんむかし語り部の会」などの皆さんが出展されます。
※「はちおうじNPOフェスティバル」の詳細はこちら
 https://www.shiencenter-hachioji.org/news/detail.php?q=nw220624-185125
※「東京たま未来メッセ」の詳細はこちら →
https://www.teaser-tamaskc.metro.tokyo.lg.jp/


★【食べ物の話 編集・増沢】
おかげさまで、ここ最近は自費出版をしたいという方が多く、毎日さまざまな原稿に目を通しています。
つい先日も清水工房に縁のある文章記録運動「ふだん記」に草創期からかかわってこられた大野弘子さんの随筆集の編集を終えました。
大野弘子さんは昨年鬼籍に入られたのですが、ご家族の尽力もあり、前著からちょうど50年の節目となる今年、
これまで書き溜めてこられた文章をまとめた『銀杏並木の町から』を刊行します(10月11日刊行予定)。
私も編集作業にかかわらせていただきましたが、とても読みやすく、戦前から平成、
令和まで八王子に生きた1人の女性の生涯を丁寧に描く1冊となったのではないかと思っています。
静かに戦争の不条理を伝えるかのような戦時期の出来事、昭和初期の八王子の様子を描いた子どものころの思い出など、
どれも印象深いのですが、中でも特徴的なのは「食べ物の話」です。
「食いしん坊の記」という文章を書くほど、食べるのが好きな大野さん。
自分の好きな食べ物について語る大野さんの文章は何とも言えない、読ませるものになっています。
本当に好きなんだなぁと思えるのと同時に、読んでいるこちらが食べたくなってしまうような文章ばかり。
本を読みながら、おいしそうな食べ物をイメージできるというのは、なかなか楽しいものです。
著者の生活風景が伝わるような、素敵な1冊と出会うことができました。
※本書のご購入はお近くの書店かアマゾンまで →
https://www.amazon.co.jp/dp/4897084946
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ニュースレターは不定期に発信いたします。何かご意見などありましたらお知らせください。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

㈱清水工房・揺籃(ようらん)社 社員一同

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株式会社 清水工房 (揺籃社)
〒192-0056 東京都八王子市追分町10-4-101
Tel 042-620-2626 Fax 042-620-2616
Mail info@simizukobo.com
URL http://www.simizukobo.com/
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